■ EScad ■(http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se127636.html)
この回路図作成フリーソフトの評価:
「EScad」は、エクセル・ワード・一太郎などに挿入可能な回路図を作成できるフリーソフトです。
ベクターのデータを使っているので、サイズも小さく、シンプルな操作できれいな回路図が作成できる点が特長。
ドローソフトのような付属のエディターを使えば、新しい部品も簡単に作ることができます。新しく作成した部品には、ピン番号の設定などは必要ありません。
レポートなどの印刷物を作成する際に大いに役立ちそうですね。
(おすすめ度:★★★★★)
■ アナログ回路設計ツール NS-tools ■(http://www.nanodesign.co.jp/products/products003.html)
このアナログ回路設計ツールの評価:
「NS-tools」は、Windowsをベースとしたアナログ回路設計ツールです。
回路図の作成、SPICEシミュレータ、波形描画の機能があり、階層設計もサポートしているため大規模な回路の設計も可能です。
また、EDIFを経由して論理合成ツールなどから回路図データをインポートしたり、配線のバスや素子のアレイを記述したりする機能も搭載されています。
機能制限のないフリー版がダウンロードできますが、定期的なダウンロードと再インストール作業が必要になります。
(おすすめ度:★★★★☆)
■ 簡易電気回路シミュレータKamiSim ■(http://hp.vector.co.jp/authors/VA004101/)
この無料電気回路シミュレータの評価:
「kamisim」は、実際に実験を行うような感覚で電気回路のシミュレーションができる無料の電気回路シミュレータです。
電気を学び始めたばかりの初心者や、これから電気を学ぶ前に電気の世界をのぞいてみたいと思う方々の入門用ソフトに最適だと感じました。
トランジスタを使った簡単なアンプ作成や、豆電球に乾電池をつなげて電流を流す実験のシミュレーションなどが手軽に行えます。操作方法は、部品を画面に配置するだけですから、非常にシンプル。
また、電圧や電流、LCRで作成した回路網のインピーダンスなども求められます。
(おすすめ度:★★★☆☆)